ヘッドライト
AE92トレノの特徴でもあるヘッドライトは,リトラクタブル タイプになっていて,ランプのユニット自体は

 86トレノ,MR2,70スープラ,RX-7(FC),180SX 等

と同じです.

現在のところ,ランプのユニットはレイブリックのマルチリフレクタの物に変更し,バルブは 6000K の HID に交換してあります.リトラクタブル ライトの場合,取り付けスペースの余裕があまりありませんが,最近は Hi/Low 切替タイプでも問題なく使用できる物がたくさんあります.
ただし,配光(特に Hi ビーム)の変な物もあるので,あまりに安い物は注意が必要です.

点灯してるヘッドライトの写真を誇らしげ?に載せている宣伝も多いですが,運転席からの照射範囲が判らなければ意味がありません.ヘッドライトには周りから自車を認識させる意味もありますが,対向車に迷惑がかからない範囲で視認性が良くなければ困るからです.周りに意思表示を示すだけのストップランプやウインカーとは意味合いが異なります.



HIDの不点灯について

社外の HID に交換して,よく耳にする問題として,不点灯があります.
バルブ自体の不良という場合もありますが,ほとんどの場合は高電圧コネクタ部分でのリーク電流によるセーフティー制御によるものです.

雨水の当たらない部分にコネクタを持って行くのが,最も簡単で,お金のかからない方法ですが,配線の長さやライトの構造上難しい場合もあります.

私の場合も,片側のみ不点灯が多かった為,高電圧コネクタに防水加工を施しました.

元々,このコネクタは防水仕様になっていますが,配線とパッキンの隙間,コネクタパッキンのよじれ等で出来た隙間から水分やホコリが入り込み微少な電流リークの原因になっていると考えられるので,コネクタ自体に水がかからないようにカバーで覆いました.(要するに,こういったスペックに関係ない部品でコストダウンをするため,そこがトラブルの元になり易いと言うことです.)

使用したのは 防水用の熱収縮チューブ( 内側にノリが付いている ) と デイトナのコネクタ カバー ブーツです.カバーブーツはサイズが3種類あり,かなり大きなコネクタでも対応できます.バイクのパーツを扱っている南海部品で手に入ります.コネクタ カバーと配線の間は防水用の熱収縮チューブで覆いました.

このカバーを取り付けてから不点灯は激減しましたが,いまだにたまに点かないことがあります.バルブ自体が原因 (左右を入れ替えて確認済み) のようですが,既に2度交換 (1回目は初期不良で片側のみ交換) したことがあるので,さらにひどくなったり,切れた場合は別のメーカーに交換を考えています.

現在使用しているのは BJ UNION の物です (当時,無加工でリトラクタブルに取り付けられる HID で,配光が良さそうな物が他になかった為.). 初期不良後のバルブが点かなくなった時は,発光管のガラスが割れていました.その後交換した物はバルブのスライド機構が変更されていて,振動対策が取られているようでしたが,最初から片側のみ点灯直後の安定度が良くなかったです.バルブの交換は左右で色が揃うように両方いっぺんに交換するのが原則です.毎回,片方のみ不良で,反対側はなんともないようだと,バルブを売る為の選別をしてるのではないかと勘ぐりたくなります.



ヘッドランプユニットの固定ネジについて

ヘッドランプ ユニットを固定するマウント側 (光軸調整をする部分:マウンティング リング) のネジが錆びてきて,ネジ山が無くなり,固定できなくなってきました.

このネジはバーリング加工を施した薄板にタップを切ったもので,タップの切り直しや,リコイルも出来ないので,ネジ穴をドリルで削り,カレイナットを取り付けました.板厚が薄く,取り付け位置も板の端近くで強度的に問題があるので,保険としてパネルボンドで補強しました.

純正の固定用ネジは作業性を考慮し,磁石付きのドライバーが使用できるように鉄製のネジを使用しています.また錆びてきてトラブルのも嫌なので,ネジには樹脂製のレニーを使用しました.ただし,ネジを落とさずに作業出来るようにするために,6角穴付きタイプにしてあります.



LEDヘッドライト(2015年7月)

HIDバルブの調子が悪くなってきて交換時期(3年くらいで交換することが多かった.)になってきた頃,LEDヘッドライトが随分明るくなったという情報が出てきました.
調べてみると2015年度になってから発売されたLEDヘッドライトは,LEDの耐熱性が上がったようで,以前より放熱の問題が楽になったようでした.明るさもHIDに匹敵しそうな感じだし,バルブの後方に必要なスペースもHIDより少なくて済むようだったので,LEDヘッドライトに交換してみることにしました.(値段もHIDバルブ2個+α位でした.)


購入した物は
CATZ REFLEX(リフレクス) H4 LEDヘッドライトコンバージョンキット(CLC10)H4H/L切替タイプ
です.
取付はH4コネクタにつなぐだけなので,HIDのように面倒では無く,非常に簡単でした.トレノのリトラでもスペースの問題なく取り付けられました.明るさも申し分なく,これまで使っていたHIDよりも明るいです.特に手前付近が広範囲に明るく見やすいです.(ドライビングライトがついている車のような感じです.)
右写真のように配光も問題ありませんでした.

メーカー保証も3年ついているし,これはお買い得だったと思っていたら,3ヶ月で片側のLEDが切れました.

購入店経由でメーカーに連絡をしてもらったところ,初期不良対応で,新しい物に交換となりました.送られてきた新しい物の箱には青いシールが貼られていて,LEDバルブとH4コネクタの間に取り付ける,LEDドライバー(安定化回路の様な物)にもマジックで青い印がついていました.
交換してみたところ,以前は点灯するとすぐに爆光状態だった物が,多少ゆっくり(1,2秒程度でHIDよりは十分に早いです.)になった感じでした.点灯直後の突入電流を多少抑えるように改良されたのでは無いかと思いますが,詳細は分かりません.交換後まだ2ヶ月ですが,今のところ問題は無いようです.

(2017年6月)Update !

初期不良で交換した後は,問題なく使用できています.LEDに交換後,始めて車検を通しましたが,特に問題ありませんでした.
車検時の光度データーを比較してみたところ,

 2015年6月  HID(30W)  : 〜200hcd    Hiビームでの値
 2017年6月 LED : 〜500hcd    たぶんHiビームでの値

でした.2015年9月から車検でのヘッドライト測定ルールが変わり,Lowビームでの測定になりましたが,H10年9月以降に製造された車が対象のため,92は対象外です.ただ,実際にどちらで測定したかは聞き忘れたため判りません.カットラインがしっかり出ているため,Lowビームで測定されたかもしれないです.ちなみにLEDの明るさは Hi:5200lm,Low:4700lmなので,どちらにしても LEDの方が倍くらい明るいことがわかりました.

















HID高電圧コネクタの防水加工
差し間違えないようにコネクタの向きが逆になっています.

写真の左側:プラグ側が上→配線のパッキン部分に水がたまらないように,防水用の熱収縮チューブで覆いました.

写真の右側:ジャック側が上→配線のパッキン部分だけでなく,プラグとジャックの隙間にも水がたまるので,カバー ブーツで全体を覆いました.
いたずら書きのような白丸印はコネクタを外すときに押す場所の目印です.
防水加工を施したコネクタ

ヘッドランプユニットの固定ネジ
加工前
加工前のヘッドランプユニット固定ネジ
加工後( パネルボンドを塗る前 )
加工後のヘッドランプユニット固定ネジ

LEDヘッドライトLowビーム
LEDヘッドライトLowビーム
カットラインがキレイに出ているのはレイブリックのマルチリフレクターを使用していることの方が影響が大きいかもしれません.

LEDヘッドライトHiビーム

LEDヘッドライトHiビーム
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