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AE92トレノ Home へ戻る : トレノはスペイン語で「雷鳴」
ボディ剛性
見た目からは判りませんが,ボディはかなりガチガチです.リヤタイヤ前のジャッキアップポイントで上げてもフロントまで片側全体が上がります.(← この時代の車では珍しいと思います.)

基本的に車のシャーシは井桁のような構造をしているので,これを歪まないようにすることが剛性を上げることにつながりますが,後からいじるとなると構造上の制約からなかなか難しいのが実情です.

シャーシに加わる歪みは, 
  1. 路面の凹凸等がタイヤを通して入力される物
  2. 加減速やコーナリング時など,ボディに加わる力から入力される物
の2種類があります.1 の方はサスペンションによって減衰されるので,足回りのセッティングとして考えられることが多いと思います.2 の方はシャーシに載っているボディや,エンジン等の慣性力が原因で,よくオーバーハングを軽くするとか,ボディーをFRP製の物に交換するというのは,この力を小さくする為です.ここでは主に 2 の方についての対策です.

2 による力の原因である,ボディやエンジンは車の中心より外側にあるため,シャーシの外側に近い部分で押さえる方が小さな力ですみます.これはテコの原理を考えれば解ると思います.つまり,ボディ剛性を上げるのに一番効率がよいのは,車の前後左右のボディに近いところということになります.

サスペンションのアッパーマウント部分に付けるタワーバーは,ボディ内側で剛性を上げようとするため,タワーバー自体も大きな力に耐えられるように鉄製でしっかり作る必要がありますが,ボディに近い外側なら,アルミ製の物でも効果が期待できます.実際,最近の新しい車のシャーシを見てみると,前後のバンパー内側がかなり太いアルミの角パイプで左右のシャーシとつながっています.アルミ製で良いならば,DIYでもいろいろな対応が出来そうです.


タワーバー等

フロントはTRDの 3 点式,リヤはクスコの物を使用しています.クスコの物はアルミ製なので,効果が今ひとつでしたが,92用のリヤは他には作っていないと思います.


フロントはバンパーブラケットを右写真のようにアルミのアングルで左右つなげています.アングルの加工自体は簡単ですが,92の作られた時代のバンパーブラケットは単にバンパーを固定する物であるため,ブラケット自体に十分な剛性がありません.そのため,バンパーブラケットに補強を入れて剛性を上げる必要があります.力を押さえる様にアルミの板を入れ,パネルボンドで接着してあります.

リヤはアルミのアングルでシャーシ自体を左右につないでいます.シャーシとアルミ アングルとの接触面積が大きくとれるため,非常に効果があります.そのため,リヤだけ付けるとかなりオーバーステアになるので,フロントとセットで付けた方が良いです.

一番下の写真は「サイド タワーバー」 とか 「つっぱりくん」 などいろいろな呼び方をされているものです.これは前後左右だけでなく,フロントタイヤからの上下方向の力に対しても効果があります.鉄のチャンネル材で作ってあります.


ウレタン加工購入先

俗に言うサイドシェルのウレタン加工です.タワーバーが左右の剛性を上げるのに対して,これは前後の剛性を上げることになります.ついでなのでサイドシェルだけでなくセンター フロア クロスメンバー や,フロント フロア クロスメンバー にも詰めてあります.ボディがガチガチな主な理由はこれです.

耐久性を疑問視する人もいるようですが,今のところ特に問題は出ていません(1999年4月に加工).また,溶接加工が出来なくなるという人もいますが,この部分に溶接加工が必要なほどダメージを受けたら,車自体が廃車になると思うので,気にしないことにしています.
リヤ タワーバー
リヤ タワーバー

フロント バンパー バー
フロント バンパー バー
フロント バンパー バー

リヤ バンパー バー
リヤ バンパー バー : マフラー側からバンパー裏を撮った写真

サイドタワーバー
フェンダー内のサイドタワーバー
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