吸気
エアクリーナボックス

バッテリーと設置位置を入れ替えてあります.これを行うために「全体の配置見直し」に書いたようにリザーバータンクを移設しました.そしてリザーバータンクを移設するために,玉突き的にウォッシャータンクを移設しました.


吸気はバンパー下部に作成した吸気口から入り,左フェンダー内のダクトで通って,ヘッドライト後ろの穴からエンジンルームに引き込んであります(ヘッドライト後ろの穴は大きさを多少広げてあります.).

エアクリーナーボックスは,吸気パイプから水分が入ってくることと,設置場所の関係上ボンネットの隙間から雨に濡れたりするため,ステンレス製の容器にしました.密閉式でちょうど良いサイズの物が無かったため,工業用のステンレス容器を作っている三広アステックに作成を依頼しました.

中にはアペックスのパワーインテーク(外径φ140:ファンネル内径φ75)が入っていて,バンパー側のパイプからパワーインテーク側面のフィルター部分へスムーズに空気が流れるように,右写真のようなスクロール状のフィンがつけてあります.ステンレスの板にパイプで R を付け,パテで形を整えた物です.


ACV(無負荷回転数制御装置)

後期モデルから変更されたアイドリング調整用のACVは,バッテリー横の青いサクションホースに挟まれた部分につけてあります.純正ではエアクリーナーボックスの側面に付いています.

これは某オークションで偶然見つけた物で,アルミの鋳物で出来たACV用の台座にパイプが付た物です.レビン・トレノ関係の本や雑誌,ホームページ等かなり目を通していますが,メーカーは分かりません.複雑な形をしているので大変でしたが,外側,内側ともに研磨してあります.


元はといえば,これが偶然手に入ったために,これだけ大幅な吸気の変更計画が始まったのでした.


チャンバー

アルミのへら絞り+溶接 で小林技工に注文しました.チャンバーのスロットル側の吸気口にはHKS パワーフロー(φ150-70)のファンネル部分を使用しています.

パワーフローはフィルター側とファンネル側の2つの部分からできていて,ハトメでつながっています.この部分で分解して流用していますが,取り付け可能なチャンバーサイズとこのハトメ部分が寸法的にギリギリなため,ファンネル部分のチャンバーへの取り付けは,右写真の用に圧入式の雄ねじ(ステンレス セルスタッド)になっています.この雄ねじが駄目になると大変なので,ナットの方は.レニー(ポリアミド樹脂系)という物を使用しています.
(ネジの詳細については「工具や材料について」のネジを参照.)

エアクリーナー側につながるパイプは,現物あわせで位置合わせを行って,チャンバー側面に穴を開けました.この部分はLパイプになっていて空気がスムーズにスロットル側に流れるようになっています.Lパイプの内側もある程度きれいに磨いてあります.チャンバーとLパイプの接着はパネルボンドで行いましたが,黒いパネルボンドでは見栄えが悪いため,上から ジーナス GM-8300 という金属光沢のパテを盛ってあります.(接着剤の詳細については「工具や材料について」の接着剤を参照.)

吸気温度計はチャンバー内部に取り付け,エンジンルーム内の熱の影響を受けにくくしています.ただし,取り付けネジや配線等が外れてスロットルに吸われると悲惨なので細心の注意が必要です.(吸気温度計の詳細については冷却・断熱を参照のこと.)

温度計のコネクタ脇にある2つのパイプ(いわゆるタケノコ)はエアコンのアイドルアップ配管用です.


ラム圧

上に書いたようにバンパーの所からダクトで直接吸気しているため,速度の上昇に伴ってラム圧がかかります.実際に体感できるのは 100km/h を超えた辺りですが,この領域での車速の伸びは純正とはまるで違ってきます.

以前はエンジンルーム内に吸気口のある,どちらかというと遮熱板に近いような仕様でしたが,そういった構造では吸気温度の低下以上の効果は望めないようです.現在の仕様にしてから

  • 高速道路での追い越しが非常に楽.
  • 1 人乗車時でしか試していませんが,中央道下りの 談合坂 が 6 速のまま,難なく登れる.

という,とても 1600cc とは思えない車になりました.


吸気口がタイヤより前方なので,純正に比べて砂埃等でエアクリーナーが汚れやすくなると言うことは特にありませんが,虫は確実にたくさん入ってきます.吸気口に粗めのフィルターを付けて対策をしていますが,エアクリーナーの掃除はこまめにする必要があります.


アイドル スクリュー

最近の車では自動調整になっていますが,92 にはアイドリング回転数調整用に アイドル スクリュー がついています.あまりいじる必要はありませんが,夏はエンジン高温時にアイドリングが多少不安定になるため少し高めに調整しています.
そのため,年に何回かは調整をするのですが,アイドル スクリューのゴム栓を閉め忘れたり,紛失することがありました.無くてもあまり実害はありませんが,ゴミが溜まって調整しづらくなるといけないので,右写真のように紛失防止用のワイヤーを取り付けています.

バンパー下部から吸気してフェンダー内を通ってエンジンルームへ
エアクリーナーボックスを通ってスロットルへ

エアクリーナーに取り付けられたフィンチャンバー : 側面のタケノコはエアコンアイドルアップ用,コネクタは吸気温度計用チャンバー内部 : 吸気温度計とLパイプチャンバーにHKSパワーフローのファンネル部分を取り付けた状態

アイドル スクリュー ゴム栓
アイドル スクリュー ゴム栓 に取り付けた紛失防止用ワイヤー
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